2024年
生産技術部技術課/猪原順登(2019年入社)
宮崎大学 大学院 工学部 工学研究科卒業
戸髙鉱業社は胡麻柄鉱区と神野・八戸鉱区の2つの鉱山を保有していますが、現在、3つ目となる新しい鉱山の開発工事に着手していて、私自身も5年後に完成予定の新鉱山で稼働させるプラントの建設に携わっています。以前配属されていた保全課は既存の設備の保全や管理が主な仕事でしたが、「もっとこうすれば使いやすくなりそうだ」と自分なりに考えることもあったので、新しい設備を作る際にはその経験を基に「こういう設計にしたらどうだろう」と意見やアイデアを出すことができ、大きなやりがいになっています。社会人になると年齢層も価値観も異なる方々と関わることが多くなり、学生時代に比べて視野が広がったように感じています。心がけていることは、何歳になっても知識や情報をアップデートすることと、年齢や立場に関係なく常に相手に敬意を払うということ。入社時から尊敬している上司や先輩のように頼り甲斐があって余裕のある“格好良い大人”を目指していきたいです。
戸髙鉱山鉱務一課/釘宮健人(2023年入社)
九州大学 大学院 理学府 地球惑星科学専攻卒業
学生時代に鉱物や隕石を研究していたので、知識と経験を活かせる職場で働きたいという思いがありましたが、大学時代の帰省中に初めて見て「何だ、これは?」と驚いた石灰の山で、まさか自分が働くことになるとは! 就活中の鉱山見学でも壮大な景色に感動したことを今でも覚えています。現在の主な業務は神野・八戸鉱区の石灰石の生産と品質管理及び保安管理です。どうすれば現場で働く約70~80名の方々が効率よく作業ができるようになるのかなど、試行錯誤しながら経験を積み上げていくことにやりがいを感じています。一歩間違えると命に関わる作業でもあるので、安全性を重視し、責任感と集中力をもち続けることを意識しています。
当社は一地方の中小企業ですが、石灰石の生産量は国内3位(2023年度)の実績があります。大分にいながら大手企業と渡り合う会社の一員であることに誇りをもち、社会人としても一人の人間としても成長できるように日々頑張りたいと思っています。
2023年
経理部 経理課 兼 関連事業課/江藤沙羅(2017年入社)
大分大学 経済学部 経営システム学科卒業
就活イベントに参加した際、戸髙鉱業社の女性社員と話す機会がありました。「鉱業」と聞いてなんとなく男性の仕事というイメージを持っていたのですが、「女性も働きやすい職場だよ」と聞き、またお話した社員さんもすごくやさしかったのが印象的でした。働く人の生の声を聞けて安心できたことが、志望のきっかけになりました。実際に入社すると女性も多く、育休・産休もしっかり取れるので、長く働き続けたいと思っている私にはぴったりの職場です。入社から5年間は人事課、現在は経理部に所属しています。大きな金額を扱うことも多いので、ていねいな仕事を心がけています。大学で学んだ経理の知識をいかしながらも、鉱山という特殊な業種の経理として必要な知識を身につけている最中です。会社を内側から分析できる経理の仕事にやりがいを感じています。また、先輩や上司がやさしい人ばかりで、人間関係で悩んだことがありません。
今後はライフイベントと仕事を両立しながら、女性のロールモデルとなれるような働き方を実践してきたいです。
資材部 資材課/本城羽矢人(2019年入社)
大分大学 経済学部 経済学科卒業
大学の就職支援室で、たくさんの卒業生から寄せられた就職した企業の報告書の中で、とてもていねいな報告書を見つけました。「こんなにしっかりした人が入社した企業ってどんなところだろう?」と見たのが、現在、経理部経理課兼関連事業課に所属する江藤沙羅先輩(上記)のものでした。そのときにはじめて戸髙鉱業社を知り調べたところ、長い歴史があることや、石灰石という特殊な素材を扱う企業というところに魅力を感じました。私が所属する資材部は、現場で使われる資材の仕入れや価格交渉などを行う部署です。ネジ1本から100トンのダンプトラックまで、大小さまざまな資材を扱います。現場からの依頼を受け、メーカーに価格交渉をするのも大切な仕事です。気持ちよく取引してもらえるように、日頃から取引先とのコミュニケーションをとったり、メールや電話の返事を迅速にしたりを心がけています。また、現場に出向いて資材が足りているかを確認し、納期などを先読みして現場担当者に声をかけるようにしています。自分が仕入れた資材が、大規模設備を動かす一部になっているのを見るとやりがいを実感できます。
2022年
営業部 鉱石課/亀井勝也(2018年入社)
山口大学 経済学部 国際経済学科卒業
津久見市は鉱山の町として知られ、さらに戸髙鉱業社では自社の鉱山を持っていることに将来性を感じました。また、地元津久見市を代表する企業として事業展開している点も、安心感につながりました。当初は大分での就職を考えていなかったため、戸髙鉱業社の会社説明会などに参加できていなかったのですが、人事担当者からのフォローや会社の対応にも感動し、入社を決めました。現在は営業として、四浦鉱山で採掘される「硅石」の販売を主に担当しています。硅石は鉄鋼やセメントの副原料となるもので、販売先であるセメントメーカーや鉄鋼メーカーの設備状況や稼働状況などを常にキャッチし、需要と供給のバランスを図りながら、採掘量や積載する船の手配も行います。市場の状況把握やマーケティング知識も必要で、大学で学んだことが生かせていると思います。
基幹産業で扱われる原料を提供する企業として大切な「安定供給」のため、先を読み、現場との連携も大切です。今後もさまざまな部署で経験を積みながら、仕事を極めていきたいです。
戸髙鉱山 保全課/加藤将斗(2019年入社)
大分大学 工学部 電気電子工学科卒業
津久見市出身で、父と兄も戸髙鉱業社に勤務していることから会社は身近な存在でした。大学3年生の時にインターンシップに参加し、設備を目の当たりにした際、「こんなに大規模な設備保全ができるんだ」と感動。高校・大学と電気工学系を学んできたので、これまでの経験を十分に生かせることにも面白さとやりがいを感じ入社を決めました。
私が所属する「保全課」は、電気設備の点検・修理などの保全を担っています。原料の安定供給のためだけでなく、パトローラーとして周辺地域の安心・安全を守るためにも責任の重い仕事です。また、安全操業のために立てた工事計画を滞りなく進めるためには、オペレーターとのコミュニケーションが大切だと思っています。外部の作業員も含めて、安心して作業ができる環境を整えることを心がけています。
大きな現場を任せてもらえるようになりましたが、予測できないトラブルが起きた時の対応にはまだ経験不足な点も多いと実感しています。上司の素早い対応力を見習いながら経験と知識を深め、不測の事態が起きても迅速に対応できる人材に成長したいです。
2021年
経理部 経理課/足立和也(2015年入社)
大分大学 工学部 応用化学科卒業
幼少期、出身の臼杵市から隣の津久見市に行く機会が多くその時に石灰石鉱山を目にしていたこともあり、戸髙鉱業社は自分にとって身近な会社でした。先に入社した同級生から仕事内容などを聞くうち「大きい鉱山を動かす仕事に携わりたい」と思うようになりました。実家から近い県南での就職を希望していたことや、同級生や地元の人が多い職場なら楽しく仕事ができそうだという安心感も入社の決め手でした。入社から4年間は管財課で新規開拓区域や土地の管理などを担い、現在は経理課で予算作成や固定資産管理などを担当しています。簿記に関する知識はありませんでしたが工学部出身なので数字に対する苦手意識がなく、上司の丁寧な指導のもとで業務をこなしながらスキルアップを目指しています。正確性が求められる難しい仕事ですが、きちんと目に見える答えが出せるので楽しいです。鉱山の仕事というと堅いイメージがあるかもしれませんが、若手も多く風通しのいい会社です。今は後輩を指導する立場にもなったので、若手の先頭に立ち、私が尊敬している上司のように憧れてもらえる人材を目指しています。
戸髙鉱山 保全課/前田順登(2019年入社)
宮崎大学 大学院 工学研究科卒業
大学の研究室の先輩が戸髙鉱業社に入社していて、OB訪問で来校された際にお話を伺ったことが会社を知ったきっかけでした。その後戸髙鉱業社の会社見学に行き機械設備や現場を見学。大学で学んでいた機械設計や図面作成などが生かせる職場だと感じ、ここで働く自分の姿もすぐにイメージできました。現在は戸髙鉱山の設備に関する監督的立場として、設備の修理業者との工程管理や修繕予算の管理、新規設備の設計などを担当しています。現場では年上の人たちに自分の指示で動いてもらう場面も多いので、日頃からコミュニケーションを大切にして信頼関係を築くようにしています。入社2年目で大きな仕事も任せてもらえるようになり、自分が設計した機械がきちんと能力を発揮し、現場がスムーズに動いているのを見ると達成感があります。まだ覚えることも多く、ひとつひとつの業務をこなすのに一生懸命ですが大きな仕事に携われることにやりがいを感じる日々です。少しでも連絡や報告を怠ると事故につながる可能性もある職場だということを念頭におきながら責任感をもって業務に励んでいます。
2020年
戸髙鉱山 鉱務一課/松江祐太郎(2018年入社)
熊本大学 工学部 社会環境工学科卒業
入社のきっかけは、大学のOBが企業説明会に来られて鉱山業に興味を持ったこと。石灰石が採掘される現場を初めて見たときは、想像をはるかに超える広大なスケールと、社会の基盤産業を支える資源の供給という大きな仕事にやりがいを感じ、入社を希望しました。現在は鉱山の生産・保安・品質管理を行っており、現場監督になるための勉強をしているところです。爆薬を用いて鉱石を取り出す装薬作業もそのひとつですが、相手は自然の“山”。臨機応変な対応力が求められる現場において、知識はもちろん、ひとつでも多くの経験を重ねることが自分の成長につながると信じています。
目指すのは、日本一の鉱山になること。より安全に、さらに効率を高めて生産量を増やすためには、鉱山業にITを導入することも新しいチャレンジのひとつだと考えています。
ますます加速化する未来のために。これから鉱山業を担う自分たちの世代に、大きな期待が寄せられていることを強く感じています。
経理部 経理課/髙野祐樹(2013年入社)
久留米大学 経済学部 経済学科卒業
出身は津久見市。当社にも馴染みが深く、鉱山のある町で生まれ育った地元に貢献できればと思い、入社を希望しました。入社して9年目。前の部署は電算課でしたが、現在は経理部に所属。経理業務をはじめ、統計資料の作成や電子記録の管理なども行い、これまで学んだ知識や経験が十分に生かされていると感じています。もちろん、最初は鉱山に関わる専門的な用語や機材、設備などわからないことも多くあったのですが、現場と深く携わる上司や先輩たちの手厚いフォローもあり、学ぶほどに仕事のやりがいや面白さを教えていただきました。
当社が掲げているのは、「創意無限」という精神。資源には限りがあるけれど、仕事に対する発想や意欲は無限であるということ。つねに高い目標を掲げ、向上心を持って仕事に取り組む真摯な姿勢がモチベーションとなり、地域社会とともに発展する原動力にもなると考えています。そんな熱い精神を受け継ぐ仲間たちを、心から待ち望んでいます。
2019年
営業部 鉱石課/久富 豊(2014年入社)
中央大学 商学部 商貿易学科卒業
臼杵市出身で、鉱山があるのは知っていましたが、興味を持ったのは会社説明会の時でした。石灰石の用途の広さに驚き、将来性を感じたので志望しました。入社から半年間は採掘や現場作業の研修を受け、その後、総務部に勤務しました。弊社は地域とのつながりが深く、お祭りやイベントにも関わっています。2年半の間、「つくみ港まつり」や「扇子踊り大会」の運営に携わり、窓口となって地域とのパイプ役をしました。
その後、営業部に配属になって2年、取引先への出荷の段取りやスケジュール管理をしています。石灰石は種類が多く、出荷先も様々。石灰石はいろんな業界で使われていて、多くの産業を支えている実感を持てるのがやりがいです。営業の仕事の方が自分に向いていて面白いですね。納期に遅れないよう努力するのですが、時にはハラハラすることもあります。突発の注文が入り、商品のデリバリーでなかなかトラックの手配がつかなかった時、対応して頂いた運送会社があり、大変助かった事がありました。これからも多くの経験を積んで知識を吸収し、1日も早く、お客さんに最善の方法を提案できる営業マンになりたいと思います。
戸髙鉱山 保全課/遠藤直輝(2016年入社)
大分大学 工学部 機械工学科卒業
生まれも育ちも津久見で、子供の頃から社名を目にする機会が多く、家族や知人は入社を大変喜んでくれました。機械工学は幅広い就職先がある中、当社に決めたのはギャップが少なかったからです。鉱山では多くの機械が毎日動いていて、機械や設備の保守計画を立て、プラントの円滑な運営のための保守管理をするのが仕事です。一つが異常を起こすと、すべての仕事に影響するので何を優先すべきかを常に考えて対処しなければなりません。判断を委ねられる場面も多いですが、大きなトラブルがあって復旧できた時は悩んだ分、リターンが大きい。問題が起こる度に知識や経験が増し、仕事力がUPしているという実感があります。ひと通りの整備を経験し、早く自分のやり方を確立したいですね。
資格を取るのが当面の目標で、「公害防止管理者」3種のうち2種類を30歳までに取得したいと思います。学生時代に戻りたいという友人がいますが、今の方が体力、知力ともに向上して楽しい。休日はトレーニングやゴルフでリフレッシュして、毎日の仕事がとても充実しています。
2018年
戸髙鉱山 鉱務二課/池田倖一(2016年入社)
熊本大学 大学院 自然科学研究科 社会環境工学専攻卒業
戸髙鉱業社は胡麻柄鉱区と神野・八戸鉱区の2つの鉱山を保有していますが、現在、3つ目となる新しい鉱山の開発工事に着手していて、私自身も5年後に完成予定の新鉱山で稼働させるプラントの建設に携わっています。以前配属されていた保全課は既存の設備の保全や管理が主な仕事でしたが、「もっとこうすれば使いやすくなりそうだ」と自分なりに考えることもあったので、新しい設備を作る際にはその経験を基に「こういう設計にしたらどうだろう」と意見やアイデアを出すことができ、大きなやりがいになっています。社会人になると年齢層も価値観も異なる方々と関わることが多くなり、学生時代に比べて視野が広がったように感じています。心がけていることは、何歳になっても知識や情報をアップデートすることと、年齢や立場に関係なく常に相手に敬意を払うということ。入社時から尊敬している上司や先輩のように頼り甲斐があって余裕のある“格好良い大人”を目指していきたいです。
営業部 骨材課/宮﨑 駿(2016年入社)
同志社大学 政策学部 政策学科卒業
入社して2年目。最初は経理部の関連事業課という、関連会社の経理や総務等を担当する部署にいたのですが、昨年の10月から営業部の骨材課に異動。現在の仕事は生コンやコンクリート製品を作るときの材料となる石灰石を全国のお客様から注文を受けて、出荷するまでの手配やスケジュール管理を行っています。もともと津久見の出身なので会社自体は小さい頃から知っていたのですが、こんなにも身近な場所に大きな鉱山があり、大型船で出荷するといった仕事を目の当たりにして、さまざまな関連会社を含め、自分が思っている以上に「まちの産業」として大きな役割を果たしている企業だということをあらためて感じました。それだけに、鉱山での採掘作業や生産活動は地元の皆様から理解を得られなければ成り立たない仕事。これからも津久見のまちとともに成長し、地域の活性化にもつながるよう、戸髙鉱業社の一員として社会貢献に尽力していきたいと考えています。